2020.11.30

GLOCOM Monthly Topics ~November, 2020

GLOCOM Monthly Topicsは国際大学GLOCOMの研究・活動の紹介を月1回配信しているメールマガジンです。配信をご希望されるの方は、お問い合わせからリクエストください。

平素よりお世話になっております。国際大学GLOCOMです。
急に冷え込む日が増え、年の終わりが近づいてきたのを感じます。

◆GLOCOMウェブサイトリニューアルおよびシンボルマーク策定のご報告
このたび、11月24日付でGLOCOMウェブサイトをリニューアルし、併せて新しいシンボルマークを公表しました。
https://www.glocom.ac.jp/
今回のリニューアルでは、メニューに「Activities(研究活動)」を新設し、日々の研究成果をよりタイムリーかつ充実した内容をもってお届けすることを目指すとともに、具体的な活動をわかりやすくご紹介する工夫を施しました。

また、新しく策定したシンボルマークは、1991年の創立時よりGLOCOMが掲げてきた 「人と智がネットワークし、共創・共進するためのプラットフォーム」としての姿を表しています。

是非、新しいGLOCOMウェブサイトをご覧いただき、また、ご感想などお聞かせいただければ大変ありがたく存じます。

来年7月にGLOCOMは創立30周年を迎えます。
また、このメールマガジンGLOCOM Monthly Topicsの配信も今号で5年目に入りました。
パワーアップしたGLOCOMウェブサイト、そしてMonthly Topicsをご活用いただくことで、情報社会の「旬」なテーマや論点を共有し、これまで以上に多くの方とともに課題解決に向けたアクションを踏み出していけることを願っています。

▼<今月のTopics>–▼————————▼
◆Pick up
【活動紹介】経済産業省「STEAMライブラリー」
【レポート・資料・動画公開】
 著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~(公開コロキウム)
 ウェビナー「避難行動を誘発するための災害時情報伝達」(公開コロキウム)
 『令和2年版情報通信白書』読書会(公開コロキウム)
 オンラインシンポジウム「情報社会の言論環境を考える~フェイクニュース、誹謗中傷とどう向き合うか~」
 GLOCOM六本木会議オンライン#10
【開催報告】オンラインWS「ウィズコロナの働き方を考えるワークショップ ―リモートワーク文化を構想する」
【研究ワークショップ】2020年秋季プログラム(10月&11月)
【メディア情報】
 豊福晋平研究員の教育情報化に関する研究成果(朝日新聞、弁護士ドットコム)
 櫻井美穂子研究員、砂田薫研究員の『行政&情報システム』掲載記事
 山口真一研究員のネット言論に関する研究成果(NEWSWEEK、北海道新聞など)
 小林奈穂研究員の登壇イベントの記事(cnet japan)
 庄司昌彦研究員の行政デジタル化に関する研究成果(朝日新聞、日本テレビ)

◆今後の開催イベントのご案内
【招待制/申込受付中】GLOCOM六本木会議オンライン#12 米5G動向から考える~NTTドコモ買収の是非~(12月4日開催)
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■ Pick up ― 最近の主な活動 ■
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【活動紹介】経済産業省 2020年度「STEAMライブラリー」

GLOCOMは、経済産業省が構築する「STEAMライブラリー」において、「デジタル時代の著作権 -クリエイティブな文化を支える制度とは」をテーマとするコンテンツ開発事業者として採択されました。

STEAMライブラリーは、授業にも個人探究にも使えるデジタル教材集として、経済産業省が国内外の教育産業と学校・研究機関・産業界との協力によって開発・試験構築するデジタルライブラリーです。来年3月より小中高生、教師、保護者などどなたでもこのデジタルライブラリーにアクセスし、授業や家庭学習場面で供用できるようになります。

GLOCOMでは、渡辺智暁研究員を中心とするプロジェクトチームを立ち上げ、高校生を対象に、著作権制度の骨格とそれを通じた文化の振興および市場の役割についての批判的な理解や、文化・芸術の価値についての多様な考え方の理解を深めるためのコンテンツを開発していきます。

詳細は https://www.glocom.ac.jp/news/news/6493 をご覧ください。

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【レポート・資料・動画公開】

◆「著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~」(公開コロキウム)
レポート・資料: https://www.glocom.ac.jp/events/report/6447
日時:2020年9月16日(水)18:00~20:00
配信形式:Zoomウェビナー

◆ウェビナー「避難行動を誘発するための災害時情報伝達」(公開コロキウム)
レポート・資料: https://www.glocom.ac.jp/events/report/6457
日時:2020年9月28日(月)17:00-18:00
配信形式:Zoomウェビナー

◆「『令和2年版情報通信白書』読書会」(公開コロキウム) 
レポート・資料 https://www.glocom.ac.jp/events/report/6471
日時:2020年10月9日(金)16:00~17:30
配信形式:Zoomウェビナー
参加費:無料

◆オンラインシンポジウム「情報社会の言論環境を考える~フェイクニュース、誹謗中傷とどう向き合うか~」
レポート: https://www.glocom.ac.jp/events/report/6481
配信形式: Youtubeライブ配信 https://youtu.be/L0Pl7hOneJM (アーカイブ公開中)
Innovation Nippon 2019報告書: http://www.innovation-nippon.jp/?p=815
日 時:2020年10月20日(火)15:00~18:00
主 催:国際大学GLOCOM
後 援:総務省、Innovation Nippon

◆GLOCOM六本木会議オンライン「#10 日本のデジタル庁は何にどう取り組むべきか? ―日韓の電子行政に詳しい廉宗淳氏に訊くPart 2―」
セッションの様子(動画): https://roppongi-kaigi.org/topics/2543/
日時:2020年10月29日(木)18:00~19:00
配信形式:Zoomウェビナー

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【開催報告】オンラインワークショップ「ウィズコロナの働き方を考えるワークショップ ―リモートワーク文化を構想する」

日時  :2020年11月25日(水)15:00~18:00
配信形式:Zoomミーティング
ファシリテーター:筧大日朗(株式会社フューチャーセッションズ代表取締役副社長)
菊地映輝(GLOCOM研究員・講師)

新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、私たちの日常は様々な面で大きく変わりました。そのうちの1つに働き方の変化があります。GLOCOMでは、株式会社フューチャーセッションズと共同し、企業文化を変容させるCorporate Culture Changer(CCC)プログラムを開発し、企業へのコンサルティングメニューとして提供をしています。今回のオンラインワークショップは、そのCCCプログラムの一部を応用し、アフターコロナ/ウィズコロナ時代の働き方である「リモートワーク文化」を構想しようというものです。

まずは参加者全員で、リアルワーク・リモートワークそれぞれの良い点と悪い点を書き出し、2つの働き方について整理しました。その際に意見やアイディアのアウトプット・共有には、オンラインホワイトボードツールを使用しました。その後は、菊地研究員が新たな文化を作り出す時の鍵になる要素についてインスピレーショントークを行い、それを踏まえながら少人数グループに分かれてのディスカッションを行いました。参加者それぞれが理想とするリモートワーク文化を構想し、その文化を実現するためのリモートワークツールと、それを使う際のルールをアイディアとして考えました。

https://www.glocom.ac.jp/events/information/6245
※レポートは後日公開予定

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【研究ワークショップのご案内】

GLOCOM研究ワークショップ2020 Autumn
デジタル・アーキテクチャの近未来 ―誰が、どう連携しデザインするのか

●2020年10月度プログラム「#1 GOVERNANCE INNOVATION:Society5.0の実現に向けた法とアーキテクチャのリ・デザイン」を読み解く
日時:2020年10月23日(金)16:00-17:30
配信形式:Zoomウェビナー
講師:羽深宏樹(経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長補佐/弁護士(日本・NY州))
コメンテーター:渡辺智暁(GLOCOM主幹研究員・教授・研究部長)
企画・進行  :小林奈穂(GLOCOM主任研究員)

●2020年11月度プログラム「#2 IOWN構想のアーキテクチャと実現に向けた取り組み」
日時:2020年11月26日(木)16:00-17:30
配信形式:Zoomウェビナー
講師:久野達也(日本電信電話株式会社 技術企画部門 技術革新推進室 室長)
コメンテーター:前川徹(GLOCOM主幹研究員/東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授)
企画・進行  :小林奈穂(GLOCOM主任研究員)

本シリーズでは、Society5.0とも称される新しい社会における「デジタル・アーキテクチャ」に着目しています。
第1回(10月)は、経済産業省の羽深 宏樹氏を迎え、将来のガバナンスモデルが、国家による法整備から、企業が主体となり個人やコミュニティのフィードバックを得ながら標準・ガイドラインを自主的に定めていくモデルへ転換していく方向性について共有いただきました。
第2回(11月)は、企業がリーダーシップをとる現在進行形の具体例として、NTTグループが提唱する「IOWN構想」を取り上げました。講師である久野達也氏は、IOWN構想の基盤となる技術やコンセプトについて解説したうえで、これから世界で戦っていくための開発プロセスやエコシステムに求められる変化を踏まえたコンソーシアム活動の現在地とその課題についてお話いただきました。ディスカッションでは、コメンテーターの前川徹氏より、これからどのような社会をつくるべきかという「志」の共有が重要となることが示され、そのための継続的・オープンな議論の場の重要性について参加者と共有しました。

●次回予告
「#3 人と社会のウェルビーイング実現に向けて(仮)」
日時: 2020年12月23日(水)
配信形式:Zoomウェビナー
講師:安藤英由樹(大阪芸術大学アートサイエンス学科教授)
※申込方法などの詳細は12月上旬にメールにてご案内予定です

研究ワークショッププログラムお問い合わせ: info_pf[at]glocom.ac.jp

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【メディア情報】豊福晋平研究員の教育情報化に関する研究成果

・コメント掲載「学校便りもデジタル化? 保護者ら歓迎「メールで十分」」(朝日新聞、10月20日ウェブ、10月21日朝刊1面)
https://digital.asahi.com/articles/ASNBN6GB9NBNUTIL007.html

・インタビュー「30年進まなかった教育情報化、デジタル庁は本気で切り込めるか GLOCOM豊福晋平氏に聞く」(弁護士ドットコム、ヤフーニュースなど、11月4日)
https://www.bengo4.com/c_23/n_11944/

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【メディア情報】櫻井美穂子研究員、砂田薫研究員の『行政&情報システム』掲載記事

・掲載『行政&情報システム』10月号(特集:政府のIT戦略とデジタルトランスフォーメーション)
1.櫻井美穂子研究員「海外公共分野ICT化の潮流 No.20 レジリエントなスマートシティのためのフルーガル情報システム」
2.砂田薫研究員「人間中心の情報システム(2)学習者中心に進む学校のデジタル変革~フィンランド・カサヴィオリ校と北海道教育大学附属函館中学校の実践~」

詳細は https://www.iais.or.jp/articles/articlesm/20201009/202010/ をご覧ください(全文閲覧は会員限定)

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【メディア情報】山口真一研究員のネット言論に関する研究成果

・書評掲載「攻撃的な自分の上司が、ネット炎上の参加者かもしれないこれだけの理由」(NEWSWEEK日本版、10月23日)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94791.php

・インタビュー「<訪問>「正義を振りかざす『極端な人』の正体」を書いた 山口真一さん」(北海道新聞 どうしん電子版11月5日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/481948

・「ウソの口コミは信用毀損罪として訴えられる?|検挙された事例や訴え方」(IT弁護士ナビ、11月25日)
https://itbengo-pro.com/magazine/21/#toc_anchor-1-1-1

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【メディア情報】小林奈穂研究員が登壇したイベントのレポート

・産官学で「イノベーター人財」をどう育てるか–Edvation x Summit 2020で東大やイトーキが議論https://japan.cnet.com/article/35162710/

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【メディア情報】庄司昌彦研究員の行政デジタル化に関する研究成果

・コメント掲載「新型コロナの接触通知アプリを利用していますか」(朝日新聞、10月17日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14658721.html

・出演「河野太郎行政改革相生出演!矢継ぎ早改革の行方は…」(ウェークアップ!ぷらす、日本テレビ、10月17日)
番組サイト https://www.ytv.co.jp/wakeup/

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■ 今後のイベント開催のご案内 ■
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◆【申込受付中/招待制】GLOCOM六本木会議オンライン#12

「#12 米5G動向から考える~NTTドコモ買収の是非~」
日時:2020年12月4日(金)9:00~10:00 ※開催時間が通常と異なりますのでご注意ください※
配信形式:Zoomウェビナー
登壇者(敬称略):
小池良次(CEO Aerial Innovation(商業ドローン/次世代航空機コンサルティング))
前川 徹(東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授/国際大学GLOCOM 主幹研究員)

※本イベントは招待制です。参加対象の方にはメールにてご案内をお送りしております。
詳細は https://roppongi-kaigi.org/event/2545/ ご覧ください。

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今月もGLOCOM Monthly Topicsをご覧いただきありがとうございました。
気になるテーマ、トピックがございましたらぜひお声がけください。どうぞよろしくお願いいたします。

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