山口真一研究員の著書『正義を振りかざす「極端な人」の正体』が、9月17日に光文社より発行されます。
SNSでの誹謗中傷、自粛警察、悪質クレーマーなど、不寛容化する社会を賑わせている彼らは一体何者なのか? 本書では「炎上はマスメディアが生み出す」「SNSは世論を反映しない」などデータ分析から導き出された真実を伝え、「極端な人」がネットに溢れるメカニズムと原因、彼らの特徴、社会に及ぼす影響を明らかにしたうえで、社会的な対処法や自分が「極端な人」にならないための方策を提言しています。『ネット炎上の研究』『炎上とクチコミの経済学』の著者であり「クローズアップ現代+(NHK)」など多数のメディアに出演・コメントする、山口真一研究員のネット炎上研究最新著書です。
著者紹介
山口真一
国際大学GLOCOM 准教授・主任研究員。1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論等。「あさイチ」「クローズアップ現代+」(NHK)や「日本経済新聞」をはじめとして、メディアにも多数出演・掲載。組織学会高宮賞、情報通信学会論文賞(2回)、電気通信普及財団賞を受賞。主な著作に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)、『ネット炎上の研究』(勁草書房)などがある。他に、東京大学客員連携研究員、日本リスクコミュニケーション協会理事、海洋研究開発機構(JAMSTEC)アドバイザー、グリー株式会社アドバイザリーボード、東洋英和女学院大学兼任講師などを務める。