産官学民が集う議論の「場」を提供し、情報通信分野の政策提言活動を行うコミュニティ

技術革新のスピードはますます加速し、IoT・ビッグデータ・AI・ロボットなど最先端の情報通信技術分野において、日本の未来の礎ともいえる競争力が揺さぶりをかけられています。次々に登場する革新的な技術や概念に的確に対処し、日本がスピード感を失わずに新しい社会に移行していくためには、民産学官が協力してアンテナを張り巡らし、叡智を持ち寄って適切な公共政策や経営戦略に即時反映させることが求められています。

この時代の要請に応えるには、専門家による機動的かつ継続的な議論の場が必要です。表面的なニュースや無責任なコメント、ポピュリズムなどに惑わされることなく、異分野の専門家による幅広い検討とすり合わせを短時間に仕上げ、大まかな方向性を直ちに打ち出したい。再びガラパゴスに陥らないために、議論が国際的な広がりをもつことも欠かせない。その上で国民的な議論を喚起し、政策や戦略に速やかにフィードバックさせる機動性の高いメカニズムを社会に定着させていくこと。こういった専門家による議論の場と、人的ネットワークづくりの場として、2017年9月、GLOCOM六本木会議が設立されました。

現在は、産官学民11名のメンバーからなる企画委員会を組成し、国際大学GLOCOMが事務局となってオンラインイベントや勉強会の開催、分科会の運営等の活動を行っています。

〇活動意義
情報通信分野において、次々と登場する革新的な技術や概念に適切に対処し、日本がスピード感を失わずに新しい社会に移行していくための議論の場を提供すること/政策提言活動を行うこと

〇活動目的
国民的な議論の喚起と政策提言を行い、公共政策や経営戦略に速やかにフィードバックさせる、機動性の高いメカニズムを構築する。

  • 情報通信分野における幅広いテーマの検討とすり合わせ
  • 産学官民・異分野の専門家による機動的かつ継続的で自由な議論の場
  • 人的ネットワークつくりの場と新しいコミュニティのあり方の模索
名称 GLOCOM六本木会議
形態 自主プロジェクト
プロジェクトリーダー 小林奈穂(事務局長)
プロジェクトメンバー 前川徹、渡辺智暁、庄司昌彦(企画委員)/豊福晋平、田中辰雄(分科会主査)、山口真一(分科会メンバー)
実施期間 2017年9月~現在

成果物

関連リンク

GLOCOM六本木会議ウェブサイト

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