国際大学GLOCOM「日本流データ利活用研究会」

国際大学GLOCOM「日本流データ利活用研究会」概要

近年における高度情報化社会の進展に伴い、データは「第二の石油」とまでいわれるほど重要視されている分野であり、企業・政府双方の関心が高いものとなっております。また、世界的にも個人情報の問題と絡めて主たる議論のテーマにあり、米欧中が三者三葉のデータ戦略をとる中、日本企業がどのような戦略をとるかは、極めて重要な問いとなっています。その一方で、日本企業のデータ利活用は遅れていると指摘されます。

そこで国際大学GLOCOMでは、2019年9月に「日本流データ利活用研究会」を立ち上げました。本研究会では、産学で意見交換を行い、データ利活用に纏わる諸課題を特定したうえで、その改善策を提示することを目的としています。本研究会の実施内容、及び得られた研究成果は、随時ウェブサイト上で公開してまいります。

研究会構成

●主査

田中辰雄(慶應義塾大学経済学部 教授/国際大学GLOCOM 主幹研究員)

●メンバー

生貝直人(東洋大学経済学部総合政策学科 准教授)
大林勇人(Code for YOKOHAMA 主幹研究員)
川本明(慶應義塾大学経済学部 特任教授)
菊地映輝(国際大学GLOCOM 研究員・講師)
クロサカタツヤ(株式会社企 代表取締役)
実積寿也(中央大学総合政策学部 教授)
庄司昌彦(武蔵大学社会学部 教授)
西村陽一(朝日新聞 常務取締役・東京本社代表)
浜屋敏(株式会社富士通総研 研究主幹)
前川徹(東京通信大学情報マネジメント学部 教授)
森亮二(弁護士)
渡辺智暁(慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授)

●事務局

山口真一(国際大学GLOCOM 主任研究員・講師)
大島英隆(国際大学GLOCOM リサーチアシスタント)

これまでの開催内容

開催日 講師
第1回 2019/9/27
  • 田中辰雄(慶應義塾大学経済学部教授)
    「情報銀行の限界とそれに代わるもの」
    ⇒開催レポート
第2回 2019/11/8
  • 山口真一(国際大学GLOCOM主任研究員・講師)
    「社会的厚生を最大にするデータ利活用制度」
  • 田中辰雄(慶應義塾大学経済学部教授)「情報銀行の限界とそれに代わるもの」
    ⇒開催レポート
第3回 2019/11/29
  • 庄司昌彦(武蔵大学社会学部メディア社会学科教授)
    「MyData・情報銀行・日本モデルの可能性」
    ⇒開催レポート
第4回 2019/12/06
  • 講師:森亮二(弁護士)
    「データ流通推進の方策とその課題」
    ⇒開催レポート
  • totop