Innovation Nipponでは、さまざまな分野でICTを活用したイノベーションを推進する方々を取材し、イノベーションの現場からの声をお伝えしています。
各事例は、内容もさることながら、地域にとってICTが持つより一般的な可能性を見てとることもできます。ICTを活用して多様な人や組織をつなぐことで域内の資源を有効に活用し、さらには域外からの受注につなげ、ひいては地域の暮らしや経済を向上させるという活動は、ここでご紹介する地域や業界を超えて様々な地域で、様々な業界を起点に、実現できるものでしょう。今回ご紹介した事例が、ICTの持つ可能性を活かした地域づくりのさらなる創発への一助となることを願っています。
シタテル株式会社代表取締役
熊本を拠点とするシタテル社は、地元熊本をはじめ、様々な地域の縫製工場の遊休キャパシティを域外の需要とつなげる、というプラットフォームを運営する会社です。代表取締役の河野秀和氏は、高品質なサービスを提供できる工場が、必ずしもマーケティングや営業を得意としていないことを指摘しています。また、販売店など発注者側もどのような工場にどのような発注ができるかを必ずしもよく把握していない状況があるそうです。そうしたギャップを埋める形で両者をつなぐのがシタテルのプラットフォームです。
Innovation Nipponは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) が、グーグル合同会社のサポートを受けて2013年に立ち上げた研究プロジェクトです。情報通信技術(IT)を通じて日本におけるイノベーションを促進することを目的とし、法制度や、産業振興・規制緩和等の政策、ビジネス慣行などに関する産学連携の実証的なプロジェクトを行い、関係機関の政策企画・判断に役立ていただくための提言などを行っています。
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