情報通信技術(ICT)は、我々の現在の経済社会活動を支える不可欠な基盤であり、この基盤の上に形成されるデジタル領域は、将来の国民生活、経済、社会の在り方に決定的な影響力を持つようになりつつあります。特に、ここ数年間のAI技術の爆発的な進展は目覚ましく、日々発表される新たな技術やサービスが、我々の日々の生活や経済活動に大きなインパクトをもたらしています。
こうした状況を踏まえ、本年7月に総務省が公表した令和7年版情報通信白書は、第1部の特集テーマを「広がりゆく『社会基盤』としてのデジタル」とし、社会基盤的な機能を発揮しているデジタル領域の拡大や、AIの爆発的進展の動向等を概観しています。その上で、進展するデジタルがもたらす課題や社会課題解決に向けたデジタルの役割を展望しています。
また、第2部では、最新の情報通信分野の市場の動向やデジタル活用の現状を概観するとともに、情報通信政策の現状や今後の方向性等を整理しています。
本講演では、令和7年版情報通信白書の概要・ポイントを中心に紹介します。
開催概要
日時 :2025年9月19日(金)18:00〜19:30
開催形式 :オンライン(Zoomウェビナーにて開催)
講師 :加藤 悠介(総務省 情報流通行政局 情報通信経済室長)
コメンテータ:庄司 昌彦(GLOCOM主幹研究員/武蔵大学 社会学部 教授/『情報通信白書』アドバイザリーボード)
プログラム(予定)
18:00 開会
18:05 講演(加藤悠介)
18:55 コメンテータからのプレゼンテーション(庄司昌彦)
19:05 登壇者によるディスカッション、参加者からの質疑応答
19:30 閉会
令和7年版情報通信白書について
情報通信白書は、総務省の下記URLで全文が公開されています。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/index.html
登壇者

総務省 情報流通行政局 情報通信経済室長
2004年総務省入省。行政改革推進本部、総務省行政評価局、行政管理局、内閣官房IT総合戦略室等を経て2025年7月から現職。主に行政改革、政策評価、統計・EBPMの推進などに取り組んできている。

GLOCOM主幹研究員/武蔵大学 社会学部 教授/『情報通信白書』アドバイザリーボード
中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程修了、修士(総合政策)。専門は情報社会学、情報通信政策。2002年~国際大学GLOCOM研究員、2019年~武蔵大学社会学部教授、2024年~東京大学空間情報科学研究センター客員教授。デジタル庁オープンデータ伝道師、総務省地域情報化アドバイザー、一般社団法人社会情報学会(SSI)副会長等も務める。FM NACK5「GoodLuck! Morning!」内「エコノモーニング」木曜日担当。
参加お申込み(Peatix)
STEP1:Peatixページの申込フォームにアクセスのうえ、必要事項を入力しお申込みください。
https://peatix.com/event/4549844/view/
※お申込み時に頂いた情報はイベントの円滑な運営のために登壇者など実施に関わる方々と共有することがございます。同意の上お申込みください。
STEP2:開催日前日(24時間前)と1時間前に、Zoomウェビナーへのアクセス方法(ご登録者ごとの専用URL)が記載されたリマインダーメールを、申込時にご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
STEP3:開催日当日、お時間になりましたらメールに記載の専用URLをクリックし、ウェビナーにお入りください。
※本ライブイベントは、Zoomウェビナー機能を使用して開催いたします。
※「参加URLのメールが届いていない」といった問い合わせが非常に多くなっております。リマインダーメールはzoomから自動送信されるものです。迷惑メールボックス等に振り分けられている可能性がございます。
お問い合わせ
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)(担当:武田)
〒106-0032 東京都港区六本木 6-15-21 ハークス六本木ビル 2F
E-mail: info_pf[at]glocom.ac.jp ※電子メールアドレスの[at]を半角のアットマークに変更して送信してください。