2021-01-21

  • 終了

大人の引きこもりにみる社会的孤立の現状と求められるアクション【研究ワークショップ】

Photo by Pavlo Kochan on Unsplash

社会課題解決を目的とした情報技術の開発・活用が、新産業を生み出し経済を活性化させていく、というSociety5.0の論理は、私たちの思考にすっかり定着しつつあります。しかし、実際のところ、情報技術はその進化と同時に、ネットワークからあぶりだされ、必要な情報へのアクセスを持つこともできず、孤立や貧困状態に陥る人たちの存在を生み出しているともいえるでしょう。本シリーズでは、「誰一人取り残さない」がキーワードにもなる中、必要な人に、必要な情報やモノ等のリソースを届けることを通じた課題解決と、そのための新たな情報技術の活用可能性について考えます。

第1回は、近年その存在が注視される「社会的孤立」の状態にある人々をとりあげます。長年、現場に寄り添い続けるジャーナリストの池上正樹氏をお迎えし、複雑な課題の本質を理解しながら、その解決および抑止の方策について、議論します。参加者の皆さまには、複数の少人数グループでのブレイクアウトセッションにて意見交換と交流を深めていただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時

2021年1月21日(木) 16:00~17:30

開催形式

Zoomミーティング形式(プログラムの一部に参加者同士のブレイクアウトセッションを含みます)

対象者

  • GLOCOM View of the World研究ワークショップ2020参加企業
  • 国際大学GLOCOM のエグゼクティブ・リサーチ・プログラム(ERP)に参加されている企業に所属されている皆様
  • GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様
  • 過去の国際大学GLOCOMイベントに参加履歴があり、本テーマにご関心のある方

当日の流れ

  • イントロダクション <5分>
  • グループ分け・自己紹介 <10分>
  • 講演:池上正樹(ジャーナリスト/KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事)<45分>
  • グループ別ブレイクアウトセッション<15分>
  • 質疑応答<15分>

 

講師

池上正樹
ジャーナリスト/KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事

ジャーナリスト。日本文藝家協会会員。KHJ全国ひきこもり家族会連合会広報担当理事。2012年から開催中の対話の場「ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-」設立メンバー。NHK『クローズアップ現代+』『あさイチ』をはじめ、テレビやラジオにも多数出演。Nスぺドラマ「こもりびと」の監修も務める。著書は『ルポ「8050問題」高齢親子“ひきこもり死”の現場から』(河出書房新社)『ルポひきこもり未満~レールから外れた人たち』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベスト新書)『大人のひきこもり』(講談社現代新書)など。地域や行政、介護職員向けに「ひきこもる人の心情」「8050問題への関わり方」などのテーマで講師も数多く務める。

 

企画・進行

小林 奈穂
国際大学GLOCOM 主任研究員
2000 年より、デジタル&リアルメディアを横断したデータドリブンなブランディング、コミュニケーション、クリエイティブ戦略企画・開発のプロデュースに携わる。 ネットイヤーグループ株式会社、株式会社デジタルパレット(現:電通アイソバー株式会社)、富士ゼロックス株式会社等を経て、2015 年4 月より現職。 個人と組織の創造性に関する研究や、政策提言に向けた活動プラットフォームであるGLOCOM 六本木会議の運営など、産官学民とともに社会の共通課題を導き、研究する各種プロジェクトの企画・プロデュースを行っている。

 

参加申込み方法

本研究ワークショップは、企業の皆様とともに新しいネットワーク社会における先進・先端情報から未来を展望し、広い視野から高感度経営を目指すための年間プログラムです。

研究ワークショップ2020参加企業の皆様、ERP参加企業に所属されている皆様、GLOCOM 客員研究員、同フェローの皆様に優先してご案内をお送りしております。なお、本テーマにご興味のある方にも残席がある場合に限りまして、ご参加をお受けしております。案内メールを受信されていない場合は、ページ下部のお問い合わせ先までメールにてご連絡ください。

対象者の皆様は、メールでご案内いたしました【参加コード】をご用意の上、こちらのお申込みフォームよりご登録ください。
btn_WS_form

<ご参加にあたり必ずご確認ください>
*本イベントはZoomミーティングを利用して開催いたします。
*イベント開催前日に、アクセス用URLのご案内リマインドメールを送信いたします。
*ブレイクアウトセッション機能を利用して、参加者の皆さま4~5名のグループに分け、意見交換を行う時間を設ける予定です。
 グループ分けは事務局にてランダムに設定させていただきます。ご不明点がありましたらお問い合わせください。

※本イベントは、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンライン形式で開催するものです。

研究ワークショップは、企業の皆様とともに新しいネットワーク社会における先進・先端情報から未来を展望し、広い視野から高感度経営を目指すための会員制年間プログラムです。企業単位で参加座席の優先予約を受け付けるメニューのほか、テーマオーナーとして、ワークショップ企画に参画いただくメニューをご用意しています。会員プログラムの詳細は、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。詳しいご案内リーフレットをお送りいたします。

 

お問い合わせ

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担当:小林・武田 Tel: 03-5411-6676
Mail: info_pf[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。

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