2023.09.19

  • 終了

【大学・高専・高校教員向け教材研究会】メディア芸術データベースで学ぶデータサイエンス

文化庁では、データサイエンスを学ぼうとする学習者が、マンガ・アニメーション・ゲーム分野のデータを用いて、楽しみながらデータと向き合い、データから得られる発見と共有による喜びを体験していただくための教材として、令和5年3月より「メディア芸術データベースで学ぶデータサイエンス」を公開しています。教材はオンラインで公開され、いつでも、誰でも、無償で利用いただけます。ポイントをわかりやすく解説した動画も御用意しています。
本研究会は、この新しい教材の活用方法についてご理解いただき、より多くの学生の皆さまにお届けすることを目的として、初学者向けデータサイエンスの教材づくりや講義をご担当の教員の方々を主な対象者に企画・開催するものです。
第1部は、教材開発を担当した国際大学GLOCOMのプロジェクトメンバーによる教材概要および開発の背景と狙いの共有、第2部は演習コマのハンズオントレーニングとして全体で2時間で構成しています。教材に対するご意見・ご要望をはじめデータサイエンス教育の課題共有のための質疑応答・ディスカッションの時間も設定します。
ぜひデータサイエンス教育に関わる多くの教職員の皆さまのご参加をお待ちしております。どうぞお気軽にお申込みください。

開催概要

日 時 :2023年9月19日(火) 16:00~18:00
開催形式:オンライン形式(Zoomミーティング)
ご参加対象者:①大学・高専・高校教職員 ②教育関係者 ③教育・データサイエンス分野の研究者 ④企業における人財開発の担当者
参加費 :無料
主 催 :文化庁
運 営 :国際大学GLOCOM/メディア芸術コンソーシアムJV事務局

研究会プログラム

第1部:16:00-16:40
● 教材概要のご説明(10min)
● 教材開発者による各コマのご説明(15min)
● 質疑応答・ディスカッション(15min)

第2部:16:45-18:00
● 演習(コマ2・3)のハンズオントレーニング(1h)
● 質疑応答(15min)

参加お申込方法

STEP1:こちらの参加登録フォームより、必要事項を入力のうえお申込みください。

STEP2:開催日前日までに、ZoomミーティングへのアクセスURLが記載された案内メールをお送りいたします。

STEP3:開催日当日、お時間になりましたらメールに記載のURLをクリックし、Zoomにおはいりください。

※本ライブイベントは、Zoomミーティング機能を使用して開催いたします。
※ご参加の際は、お名前・ご所属の表示をお願いいたします。

発表者一覧

コマ1担当:榊原直樹(清泉女学院大学 人間学部 文化学科 専任講師)
株式会社ユーディットを経て、2016年より現職。
デジタルハリウッド大学客員教授、情報通信アクセス協議会 電気通信アクセシビリティ標準化専門委員会WG主査。ISO/TC159国内対策委員会委員。
IT分野におけるユニバーサルデザインをテーマに様々な調査・研究をおこなう。またJIS等の標準化活動において、X 8341シリーズなど高齢者・障害者配慮設計指針の策定委員などを務める。

コマ1担当:菊地 映輝(国際大学GLOCOM 主任研究員/講師)
1987年、北海道生まれ。博士(政策・メディア)。2017年、慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院研究員などを経て、2019年より国際大学GLOCOMの専任研究員として就任、2023年より現職。専門は文化社会学、情報社会論等。株式会社Lab.808代表取締役、コンテンツツーリズム学会理事、東京文化資源会議広域秋葉原作戦会議PMなども務める。現在は、情報社会における文化事象について都市とネットを横断する形で研究を行っている。

コマ2・3担当:岡田龍太郎(武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科 助教/国際大学GLOCOM 研究員(併任))
武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科助教。2018年より国際大学GLOCOMリサーチアソシエイトを経て、2020年より現職。筑波大学非常勤講師。筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程単位取得退学後、同大学院にて2019年に博士(工学)を取得。データサイエンティスト人財育成プログラムである一般社団法人サーキュラーエコノミー推進機構2018年度CEOプログラムに参加し、CEO Leadersに認定。GLOCOMおよび武蔵野大学にて企業との共同研究でデータサイエンス課題に多数取り組んでいる。

コマ4担当:渡辺 智暁(国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授/研究部長)
Ph.D. (インディアナ大学テレコミュニケーションズ学部)。2008年よりGLOCOMで専任研究員となり、ICT政策、米国の政策議論、オープンデータなどの研究に従事。2015年より慶應義塾大学で特任研究員としてデジタルファブリケーションの産業・社会利用を推進する研究に従事。2019年より専任研究員としてGLOCOMに復帰。クリエイティブ・コモンズ・ジャパンには2008年から積極的に関与し、そのホスト機関であるNPO法人コモンスフィアの理事長を務める。オープンデータの日本における推進を行うオープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン共同創設者、副理事長。

コマ5担当:小林奈穂(国際大学GLOCOM 主幹研究員/研究プロデューサー)
デジタル&リアルメディアを横断するデータドリブンなコーポレートブランディングやコミュニケーション戦略企画・開発のプロデュースに従事したのち、2015年より現職。スタートアップやクリエイティブエージェンシー、大企業に至る幅広い組織における多様な専門性を持つ人々と重ねた協働プロジェクトの経験を活かし、個人と組織の創造性に関する研究や、GLOCOM研究員の産学連携プロジェクトのマネジメント、GLOCOM 六本木会議の事務局長など、産官学民とともに社会の共通課題を導き、研究する各種活動の企画・プロデュースを行っている。

お問い合わせ

「メディア芸術データベースで学ぶデータサイエンス」教材研究会事務局
(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター内)
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担当:小林
Mail: info_pf[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。

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