Innovation Nipponでは、さまざまな分野でICTを活用したイノベーションを推進する方々を取材し、イノベーションの現場からの声をお伝えしています。
各事例は、内容もさることながら、地域にとってICTが持つより一般的な可能性を見てとることもできます。ICTを活用して多様な人や組織をつなぐことで域内の資源を有効に活用し、さらには域外からの受注につなげ、ひいては地域の暮らしや経済を向上させるという活動は、ここでご紹介する地域や業界を超えて様々な地域で、様々な業界を起点に、実現できるものでしょう。今回ご紹介した事例が、ICTの持つ可能性を活かした地域づくりのさらなる創発への一助となることを願っています。
独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター医療情報部長日本サスティナブル・コミュニティ・センター顧問
京都市を拠点に活動するNPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センターの「ポケットカルテ」と地域共通診察券「すこやか安心カード」は、地域づくりへの効果という点から見ても特筆に値するものです。お話をうかがった北岡有喜氏は同センターの顧問で、国立病院機構京都医療センターの医師でもあります。この仕組みでは、患者さんを中心に地域の医療機関の連携ができる体制を実現しています。
患者さんは、自分の診療結果などを閲覧・管理したり、その情報を地域の様々な医療機関に提供したりすることができます。患者さんの診療履歴などをビッグデータ解析することで医療サービスを高度化できる可能性もあり、また、それを通じた医療費削減の可能性もある、と北岡氏は指摘しています。
※地域情報化大賞2014 大賞/総務大臣賞 受賞事例
Innovation Nipponは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) が、グーグル合同会社のサポートを受けて2013年に立ち上げた研究プロジェクトです。情報通信技術(IT)を通じて日本におけるイノベーションを促進することを目的とし、法制度や、産業振興・規制緩和等の政策、ビジネス慣行などに関する産学連携の実証的なプロジェクトを行い、関係機関の政策企画・判断に役立ていただくための提言などを行っています。
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