イベントレポート
本研究会は、「第二の石油」とまで言われるほど重要視されているデータ分野に関して、産学で意見交換を行い、データ利活用にまとわる諸課題を特定したうえで、その改善策を提示することを目的に2019年9月に設立されました。第5回となる本会では、クロサカタツヤ氏の研究の内容をベースに、1時間の話題提供の後にディスカッションを行いました。講演はCookie問題の概要からエコシステムの崩壊、そして規制のあるべき姿まで多岐にわたり、ディスカッションもGAFAと競争政策の話題を中心に大いに盛り上がりました。
本サミットは、災害時におけるコミュニケーションを促進するICTの利活用について、災害対応の現場で実際に対応にあたる、自治体首長の目線で議論することを目的としています。首長の目線から、意思決定や情報発信に必要な情報収集や整理のあり方、および市民へのパーソナライズされた情報発信の可能性についてディスカッションしました。
国際大学GLOCOMでは、日本におけるクラウド活用の展開を議論するカンファレンスを開催しました。 基調講演では2019年10月発表のボストンコンサルティンググループによる調査レポートの内容を共有し、特別講演には平井卓也衆議院議員をお招きし、日本のデジタル政策の全体像とビジョンをお話しいただきました。続くパネルディスカッションでは、田中邦裕氏、石井哲氏、瀧島勇樹氏より、各立場からみたクラウドについてのコメントを述べていただき、“クラウドの費用対効果”、“デジタル人材育成”、“デジタル変革の先にある顧客価値” など、様々な議論を行いました。
第3回となる本会では、GLOCOM教授/研究部長/主幹研究員の渡辺智暁より45分間の話題提供を行い、コメンテーターに八田真行氏(駿河台大学経済経営学部准教授)をお迎えしてディスカッションを行った後、1時間のフリーディスカッションを行いました。講演では、Wikipediaが専門家が執筆する百科事典と遜色が無い品質であることや現在の科学の手法に弱点があること、AIやビッグデータによる新しい科学がどういう方向へ向かっていくのかについて紹介され、ディスカッションも多様な質問が参加者からなされました。
本研究会は、「第二の石油」とまで言われるほど重要視されているデータに関して、産学で意見交換を行い、データ利活用にまつわる諸課題を特定したうえで、その改善策を提示することを目的に2019年9月に設立されました。第4回となる本会では、森亮二氏(弁護士)の研究「データ流通推進の方策とその課題」の内容をベースに、1時間の話題提供の後にディスカッションを行いました。データ流通推進の政策的動向の紹介、その上で感じる限界、そして流通ではない利活用の道が提言されました。
庄司昌彦氏の研究「MyData・情報銀行・日本モデルの可能性」の内容をベースとした話題提供の後、ディスカッションを行いました。講演ではパーソナルデータの便利な点と惜しい点、及び利用者起点で考える情報銀行のビジネスモデルを主軸に様々な事例が紹介され、消費者の視点に立ったデータ利活用のあり方やローカル経済圏でのデータ利活用を軸にディスカッションも盛り上がりました。
山口真一研究員の研究「社会的厚生を最大にするデータ利活用制度とイノベーション促進策」の内容をベースに、45分間の話題提供の後にディスカッションを行いました。また、第1回に引き続き田中辰雄研究員による「情報銀行の限界とそれに代わるもの」に関してのディスカッションも30分間行われ、白熱した議論が展開されました。
今年度の『マイデータ・マイライフ活動』の取りまとめとして、まずオープニングトークでこの1年を振り返り、正田さなえ氏が2019年8月に開催されたワークショップについて報告し、また今後のデータ利活用で目指すべき方向性について述べた。下野暁生氏からは「MyData 2019」の報告と解説を行った。伊藤直之氏はマイデータ・マイライフの視点から2019年重大ニュースと今後の展望を述べた。トークセッションでは大越いづみGLOCOMフェローがモデレーターとなり、高口鉄平GLOCOM客員研究員と庄司昌彦GLOCOM主幹研究員が登壇し、複雑化しているパーソナルデータ議論についての評価や、それぞれが考える今後の方向性について議論を行った。
本勉強会は、主に地方議会の議員が、教育情報化をテーマとした議会質問に役立てるために、年に数回開催している。今回は、6月25日に経済産業省「未来の教室」とEdTech研究会の二次提言を取りまとめた経済産業省・浅野大介サービス政策課長をお招きした。
本研究会は、デジタルコンテンツ産業について、産学を交えた実践的な経営的・経済的な研究や、ディスカッション、産業動向の把握などをすることを目的としています。第5回は、田中辰雄氏GLOCOM主幹研究員の研究「ゲームによる学力低下はあるか」及び、山口真一研究員GLOCOM主幹研究員の研究「モバイルゲームのプレイ状況と幸福感の関係」の話題提供の後、ディスカッションを行いました。
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